入浴ダイエット

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入浴ダイエットの方法と痩せるしくみ、ダイエット効果のまとめです。


「入浴ダイエットの概要」
普段の入浴方法や入浴時間を変えることで、体の代謝を活性化させ、全身の体脂肪を燃焼させる効果を目的としたダイエット法です。

ダイエットおすすめ度 : ☆☆☆☆★ (星4つ)


「入浴ダイエットの目的」
入浴ダイエット法には2つの目的があります。

・体の代謝を活性化させる
1日のカロリー摂取量のうち、1日のエネルギー消費量を超えたエネルギーは脂肪に変換され、エネルギーが必要な時のために体内に貯蔵されます。体の代謝を活性化させると1日のエネルギー消費量が増えるため、脂肪に変換されるエネルギーが減り、太りにくい体になります。

・有酸素運動で全身の体脂肪を燃焼させる
ダイエット運動を行うと、はじめに血液中の血中脂肪が燃焼し、次に全身についた体脂肪が燃焼します。血中脂肪や体脂肪を分解、燃焼するにはたくさんの酸素が必要であるため、息切れしてしまうほどの激しい運動(無酸素運動)よりも、呼吸がしっかりとでき、酸素を十分に確保できる運動(有酸素運動)がダイエットに向いています。全身についた体脂肪が有酸素運動によって燃焼をはじめる目安は、運動開始約20分後からといわれています。


「入浴ダイエットで痩せるしくみ」
入浴ダイエット法で痩せるしくみには3つの理由があります。

・入浴は体を温める
入浴は体を温めるため、体温が上がり、体の代謝が活性化されます。また、ぬるめのお湯に20~30分入浴すると、時間をかけてゆっくりと体を温めるため、お風呂を出た後も急激に体が冷えず、効果が長続きするといわれています。

・入浴は血液循環を良くする
入浴は血液循環を良くするため、代謝を活性化し、むくみを解消する効果があります。

・入浴は全身から発汗する有酸素運動
入浴は全身から発汗する有酸素運動であるため、全身の体脂肪を燃焼させます。

・その他
入浴は足先や手先の血液循環も良くするため、足先や手先の血の巡りの悪さが改善され、冷え性の症状も和らぐともいわれています。




「入浴ダイエットの方法」
入浴ダイエットの方法は以下のとおりです。

「入浴ダイエット法の効果的な方法」
・38度のお湯に30分、または、40度のお湯に20分入浴すると、お風呂を出た後も急激に体が冷えず、入浴の効果が長続きします。
・入浴前、入浴後にはコップ1杯程度の水分を飲んで、体の水分を補給します。
・お湯に大さじ1杯程度の塩や、入浴剤を入れると発汗効果が高まります。
・体の代謝が活性化する、緑茶や生姜紅茶etcを事前に飲んでおくと、効率良く脂肪を燃焼することができます。

「入浴ダイエット法」
1. 入浴ダイエットの前に、コップ1杯程度の水分を飲んで、体に水分を補給します。体の代謝が活性化する、緑茶や生姜紅茶etcを事前に飲んでおくと、効率良く脂肪を燃焼することができます。
2. 1日20~30分、38~40度程度のぬるめのお湯で入浴します。
3. 入浴は体を温めるため、体の代謝が活性化されます。
4. 入浴は血液循環を良くするため、代謝を活性化し、むくみを解消する効果があります。
5. 入浴は全身から発汗する有酸素運動であるため、全身の体脂肪を燃焼させます。
6. 入浴ダイエットの後に、コップ1杯程度の水分を飲んで、入浴で体から失われた水分を補給します。




「入浴ダイエットの効果」
入浴ダイエットは、体の代謝を良くし、有酸素運動で全身の体脂肪を燃焼させするダイエット法です。即効型のダイエット法ではありません。有酸素運動などのダイエットと組み合わせると、効果が出やすいダイエット法でもあります。


「入浴ダイエットの評価」
痩せるしくみがわかりやすく、持続性があり、続けていきやすいダイエット法ですが、効果が出やすい即効型のダイエット法ではありません。

ダイエットおすすめ度 : ☆☆☆☆★ (星4つ)
・効果が出やすいダイエット : -
・健康障害を起こす危険性が少ないダイエット : ☆
・痩せるしくみがシンプルでわかりやすいダイエット : ☆
・持続性があり、続けていきやすい簡単なダイエット : ☆
・おすすめのダイエット法 : ☆

「入浴ダイエットの注意点」
入浴ダイエットの効果は、個人の体調や体質によって大きく異なります。ダイエット方法や程度によっては健康を害する恐れもありますので、専門書などで確認した上でご自身の判断で行って下さい。万が一、体調に不快感があればすぐにダイエットをやめ、医師に相談して下さい。

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